ザッケローニに剣を握らせることになった東アジアカップ優勝

[スポタルコリア]8日間、行われた東アジアカップ2013が、日本代表の優勝で幕を閉じた。今年で5回目を迎えたこの大会で日本が優勝したのは今回が初めてだ。日本としては喜びが大きくならざるをえない。そして、日本の優勝に会心の笑顔をした者が1人いる。ザッケローニ監督だ。

 最近のザッケローニ監督は日本のマスコミとの対立が激しかった。原因は、ザッケローニ監督の「海外組」重視であった。また、失点の多い守備も批判に上がった。ザッケローニ監督は、2010年8月、日本の監督に就任した後、ひどいほど無条件にヨーロッパでプレーしている選手だけを重用した。彼の頭の中にはいつも本田圭佑(CSKAモスクワ)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、岡崎慎司(マインツ)ら海外組がいた。一方、Jリーグ観戦はおろか、Jリーガー冷遇に近いほど関心を持たなかった。そのため、日本国内ではJリーグの選手は海外組の選手たちが負傷した時の控え選手という表現が出てくるほどであった。

 最近の東アジアカップ取材のために韓国を訪問した日本の記者たちも一様に口をそろえた。「ザッケローニ監督は海外組の選手たちだけに関心を持っている」。ザッケローニ監督の風変わりな海外組への愛のおかげで、日本のメディアは批判した。当然のことであった。国内を軽視する外国人監督の行動は納得がいかないからだ。いくらJリーグの選手を呼んでもザッケローニ監督は交代で使うかベンチに置くだけだった。だから、日本のメディアは頻繁にザッケローニ監督にJリーグを観戦して選手を観察するように要求した。

 状況がこうなると、日本のマスコミは東アジアカップに向けて批判を展開した。海外組の選手たちが出場できない大会なので、国内組の選手たちが結果を残さないといけない。国内組に関心を持っていなかったザッケローニ監督では明らかに良い成績を出すことができないと思っていた日本メディアは批判した。そして、ザッケローニ監督がJリーグのベテラン選手たちを選抜せず、有望な若手を多く招集すると、日本のメディアはザッケローニ監督に対する非難を強めた。そこで、ザッケローニ監督は強硬な対応をした。3-3の引き分けに終わった中国との第1戦後、日本の記者たちの質問は受けないとしたのだ。

 極限に駆け上がっていたように見えた対立は、最終的にザッケローニ監督の勝利に終わった。ザッケローニ監督は、韓日戦2-1の勝利で東アジアカップで達成すべき1つの課題を果たした。また、監督就任後に行った4回の韓日戦で2勝2分の好成績を出した。これだけでも、日本のマスコミの口を封じるには十分だった。さらに、東アジアカップでは優勝トロフィーを獲得した。優れたパフォーマンスでザッケローニの選択が正しかったことを示した。

 日本のメディアとしては、これ以上ザッケローニ監督を攻撃する力を失ってしまった。おそらく東アジアカップはザッケローニ監督の危機になることもあった。彼は東アジアカップで優勝することよりも選手をテストすると明らかにしたからだ。来年のブラジルワールドカップに備えた勝負であった。危険な賭けではあったが、彼​​は計画したことをすべて成し遂げた。ここで、おまけにメディアまで味方にした。ザッケローニ監督が何をしても反論する根拠も消え、すべての主導権は、ザッケローニ監督の手中に入った。当然ザッケローニ監督としては、さらにマイウェイ(MY WAY)をすることになった。自分自身に来たチャンスを確実にとらえたザッケローニ監督は、やはり優れた勝負師であった。

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ソースhttp://sports.news.naver.com/sports/index.nhn?category=soccer&ctg=news&mod=read&office_id=139&article_id=0002003386
・意訳、一部引用です。



韓国ネット反応


・朴智星、李栄杓などの元ビッククラブ所属選手たちが韓国代表を引退してから、日本にこのように負け続けるとは最初は想像もできなかった
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・東アジアカップで日本代表の多くの選手がデビュー戦だったが本当に上手だったよ・・・
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・ザッケローニ監督赴任以来、韓日戦は日本3連勝、韓国3連敗。 2011カタールアジアカップは2-2も日本がPK戦の末勝利。 2011年8月12日、札幌での日韓定期戦は日本3 -0韓国。 2013年東アジアカップは2-1で日本が勝利・・・ザッケローニ監督就任以来、韓日戦3連勝
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・日本は東アジアカップのメンバーに加えて、長谷部・遠藤・香川・本田・内田・長友がいる笑・・・私たち韓国は海外組のキソンヨン、イ・チョンヨン、ソンフンミン、朴主永が集まって力が増すと自信を持ってよいのか.・・・
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・日本サッカーに嫉妬
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・はぁ・・・韓国代表FWが情けない・・・・
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・アジアが世界でサッカーのトップに立つことは絶対にありません。アジアではサッカーがスポーツの一つに過ぎないが、ヨーロッパや南米はサッカーが生活そのものだ。それにどうやって勝てるのか
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・日本サッカーが韓国サッカーをリードしていることはサッカーファンなら自明の事実。長期的なマスタープランを実践して計画通りに進行している日本は、過去に豪語したように世界的なサッカー強国になるだろう
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・ザッケローニは実力があるから、いくらメディアが叩いても動じない
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・この記事を見ると、ホン・ミョンボ韓国代表監督が就任わずか一ヶ月だからしょうがないといった擁護の声が、いかにバカげているかがよくわかるね。ザッケローニも若い選手たちを中心に選抜して優勝したんだ。日本代表初出場が15人もいた(笑)これが監督のレベルの違いだと思います。期間が短いのはザッケローニも同様のこと。ザッケローニは優勝し洪明甫は3位
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・ブラジルと日本がW杯4強、我々韓国はグループステージ敗退が見えてきた
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・日本は自国のサッカーチームの発展のために、今回の結果だけでザッケローニを持ち上げることは危険な行動だ。韓日戦の内容を見てよ・・・試合を通して韓国に押されてカウンターだけで入れたゴール。それで、これまでの批判を無くすことができるだろうか?そう見れば、たとえ試合に負けても、ホン・ミョンボ韓国代表は無限の希望を持つ価値がある
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・迷惑だ
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・ビエルサ監督を招聘すべきだったーー
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・チョ・グァンレ元監督が懐かしい
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・海外組のいないメンバーでやった試合はそのまま国内リーグのレベルを示したものと考えられる。まあ規模や観客と資本の差がありますので・・・。しかし、次回は・・・必ず勝利するであろう・・・・
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・まともなストライカーが韓国にいれば十分に勝てることが出来るゲームだった・・・ストライカー・・・果たして誰になるのか
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・日本は韓日戦パス成功率40%だったか?ふふふ(笑)支配率が高いわけでもない
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・日本は最終的に勝利を持って行ったが、前後半を通じて韓国に主導権を奪われたのはザッケローニの能力不足ではないか?確かに運によるゲームだったということは記者たちも認めている。今後の試合運営の不安要素になりそうだ。日本にとって逆に勝利したことが毒になったのでは
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・パフォーマンスの部分で我々韓国が勝ったから、あとはもうちょっと頑張れば良い結果を出すことができると思う。ホン・ミョンボ韓国代表ファイティング
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