＜サッカー＞日本速攻４ゴール　ＮＺに快勝　香川ＰＫ決める【毎日新聞】

　キリンチャレンジカップ２０１４は５日、東京・国立競技場で行われ、日本（国際サッカー連盟ランキング５０位）がニュージーランド（同８９位）を４－２で降した。日本は岡崎（マインツ）が２ゴールを挙げたほか、香川（マンチェスター・ユナイテッド）がＰＫを決めるなどして、得点を重ねた。

　日本は負傷で代表を外れた内田（シャルケ）にかわって酒井宏（ハノーバー）、４日に発熱してこの日離脱した今野（ガ大阪）にかわって森重（ＦＣ東京）、ボランチに山口（セ大阪）、青山（広島）、ワントップに大迫（１８６０ミュンヘン）を先発で起用した。

　ワールドカップ（Ｗ杯）開幕を６月に控える今年の初戦で、５月中旬に予定されるＷ杯メンバー発表前最後の実戦。また改築前の国立競技場では最後の日本代表戦となった。

　○日本４－２ニュージーランド●（５日、国立競技場）

◇後半は攻め、単調に

　日本は立ち上がり、ニュージーランドのマークが甘いうちに得点を重ねた。香川のロングパスに岡崎が抜けだして先制すると、香川がドリブルで仕掛けてＰＫを獲得し２点目。さらにＦＫから森重が頭で入れ、本田のヒールパスから岡崎が決めた。

　しかし、ニュージーランドが日本の速さに慣れた後半は、攻めが単調になった。１本の縦パスでチャンスを作ろうと急ぎ、ミスが増えた。ニュージーランドにサイドへの展開から早めのタイミングでクロスを入れられピンチを招き、結局２失点。速い攻撃に対する守りに課題を残した。 

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