マルチゴールのソンフンミン！清武 - 長谷部とのミニ韓日戦で快勝

　ソンフンミン（21、レバークーゼン）が清武弘嗣、長谷部誠（以上ニュルンベルク）とのミニ韓日戦で先制ゴールを含め2ゴールを決め、笑顔を浮かべた。ソンフンミンは1日（以下韓国時間）、ホームでニュルンベルク戦にスタメンで出場して2ゴールを決め、チームの3-0の完勝を導いた。ソンフンミンはこれで今季リーグ5、6号ゴール（2アシスト）となった。チャンピオンズリーグとカップ戦を含めると今シーズン8ゴール5アシストとなった。

　ソンフンミンの身のこなしは軽かった。前半26分に疾風のようなドリブルを披露していたソン・フンミンは10分後にリーグ5号ゴールを決めた。左サイドから上がってきたカストロのクロスを右足で軽く当てた。弧を描くようなゴールだった。ソンフンミンは後半31分に再びゴールを決めた。今度は左足だった。アシストしたのはやはりカストロだった。鋭いスルーパスをゴール前に出してくれた。ソンフンミンはファーストタッチを完全に決め、左足でグラウンダーのシュートを放ち、ニュルンベルクのゴールネットを破った。ソンフンミンの追加点で3-0とリードを奪い、ヒーピア監督はすぐにソンフングミンに休憩を与えるために交代させた。ソンフンミンはホームファンからのスタンディングオベーションとヒーピア監督から抱擁を受け、この日の活躍を認められた。

　ミニ韓日戦も日本代表のエースである清武と長谷部のお株を奪った。ソンフンミンは先制ゴールを含めて2ゴール。さらにチームメイトとの連携プレーも見事だった。すべての面で遜色のないパフォーマンスだった。一方、清武と長谷部は物足りなさを残した。清武は機敏な動きを披露した。鋭いパスやシュートもあったが、結果につながらなかった。長谷部は頭を抱えた。前半19分、強力な右足シュートを放ったがポストに当たった。それはソンフンミンの先制ゴールと非常に似ている場面であったので、より一層強い残像を残した。[OSEN =イギュンジェ記者] 

 アストン・ビラが清武弘嗣の獲得に移籍金850万ポンド

<スポーツ朝鮮>清武弘嗣（24・ニュルンベルク）のイングランドプレミアリーグ（EPL）移籍は可能だろうか。アストン・ヴィラが清武獲得に乗り出したことが分かった。日本の産経スポーツは6日、英国現地メディアの報道を引用し、 「アストン・ヴィラがニュルンベルクに移籍金850万ポンドで清武を獲得するというオファーを入れた」と伝えた。英国メディアによると、アストン・ヴィラは、当初750万ポンドの移籍金を提示したが拒否された。しかし、再提案を出したことが分かった。

　ヨーロッパで一シーズンのみプレーした選手に出すオファーとしては破格の金額だ。アストン・ヴィラは引退したペトロフの役割を清武が担ってくれるものだと期待していることが分かった。清武はセレッソ大阪時代キム・ボギョン（24・カーディフ・シティ）と一緒にエースとして活躍した選手だ。昨年の夏にニュルンベルクの獲得オファーを受け入れてドイツのブンデスリーガ進出を成し遂げた。移籍最初のシーズンは31試合4得点を記録し、ドイツの舞台に無事に到着した。