ザッケローニ日本代表監督が退任

　日本代表のザッケローニ監督が2014年ブラジルW杯の成績不振の責任を取って退任すると、「共同通信」が26日に報道した。 日本は25日のコロンビア戦に1-4で完敗、2敗1分（勝ち点1）で今大会を終えた。

　イタリア出身のザッケローニ監督は、「戦い方も戦術も私が決めたうえでの結果なので、この責任はすべて私にあると思う。責任をきちっと取りたいと感じている」と、話した。 2010年に日本代表の監督となったザッケローニは、2011年アジアカップでチームを優勝へと導き、強豪国とのAマッチで印象的な試合を繰り広げたが、W杯では成果を出せなかった。（聯合ニュース=チェテヨン記者）

＜Ｗ杯サッカー＞コロンビア３勝…日本は敗退で決勝Ｔ入りならず（中央日報日本語版）

アルベルト・ザッケローニ監督が率いるサッカー日本代表は２５日午前（日本時間）、ブラジル・アレナ・パンタナウで行われた２０１４ブラジルＷ杯Ｃ組１次リーグ第３戦で、コロンビア戦に臨んだ。

この試合でコロンビアが４－１で日本を破り、３戦全勝で決勝トーナメントに進出することになった。日本は１次リーグ敗退となった。

「奇跡はない」　日本がコロンビアに完敗・・・16強は水の泡[エクスポーツニュース] 

　日本がコロンビアに敗れた。W杯4強を叫んでいた日本は決戦トーナメント進出すら挫折した。

日本の決戦相手のコロンビア監督に監督就任オファー？【CBSノーカットニュース】

　日本の対戦相手のコロンビア代表監督が、日本の次期監督候補に挙げられているという妙な事態が起こった。16強進出のかかる重要な一戦のため、関心が集まっている。コロンビア代表のペケルマン監督は24日（韓国時間）の公式記者会見で、日本の次期監督の有力候補に挙がっていることについての見解を明らかにした。

　ペケルマン監督は、「日本が（私の）キャリアを追ってきてくれることに感謝している。関心を持ってくれていることは知っております」と話した。アルゼンチン監督時代に何度か日本を訪れた経験もあるペケルマン監督は、「何度も日本と試合をしました。良好な関係を持っております」と付け加えた。

　これに関して、「デイリースポーツ」、「サンケイスポーツ」などの日本メディアは、「ペケルマン監督が日本協会から過去に接触を受けていたことを明かした」とし、「（監督選任について）まんざらでもなさそうだった」と伝えた。

　ザッケローニ監督は今大会を最後に退任する予定である。そのため、次期監督候補について盛んに議論が行われている状況である。しかし、試合で対戦する相手の監督が次期監督候補なのだ。さらに、25日の試合は日本が必ず勝たなければならない試合で、ベスト16の希望がかかっている。勝負に影響を与える可能性もあるということで大きな関心が集まっている。

　さらに、コロンビアは既に2勝を上げ、16強進出が確定。あえて総力戦にしなくても良い。一方、日本が16強に進出するには必ずコロンビアに勝利し、同時刻開催の同組コートジボワール対ギリシャ戦の試合結果を見守る必要がある。

　W杯期間中だけに、ペケルマン監督は日本の次期監督に関して、「今の時点では何も言えないです。コロンビアだけにフォーカスをしているからです。コロンビア代表の監督であり、長年そうであれることを望んでいます」と話した。

　そして、日本戦では主力を一部休養させる意向を示唆した。ペケルマン監督は、「選手を入れ替えても勝つ自信はある」と強調した。続いて、「最も危険なチームが相手になる。なぜなら日本は勝たなければいけないという状況だからだ。監督は経験豊富だし、選手の多くがW杯を経験している。日本はここから回復できるチームだ」」と警戒感も示した。

　アルゼンチン出身のペケルマン監督は、アルゼンチンの世代別代表チームで監督を務め、U-20ワールドカップで3度の優勝を導き、その指導力が認められている。アルゼンチン代表監督（2004～2006年）も務め、2012年からはコロンビアを率いている。日本メディアは、「2010年南アフリカW杯以降、日本の監督候補に名前を挙げた」と伝えた。【イムジョンリュル記者】